「食育」が広がるよ♪~こども・介護「福祉調理」~

北陸福祉保育専門学院ではこども系学科・介護福祉学科で

「福祉調理」という演習があります。

こどもの分野では、近年保育園やこども園・小学校での「食育教室」も増加傾向にあり

「食を通して、親子で体験」や「園庭の夏野菜で調理にチャレンジ」といった企画も

増えているそうです。

福祉分野では、施設などで給食形式だけでない「ビュッフェ形式」や「イベント形式の食事」

などが盛んに導入されているそうで、どちらの分野も「食のイベント化」が顕著だそうです。

というわけで、そういった時に役立つ調理の基本から、

調理のコツを理解するのに最適な伝統の「厚焼き玉子」、またスイーツや

パン作りも楽しめるのがこの演習なんです。

ちなみにコレ、「伝統の厚焼き玉子」の習得のための指導方法。

「火力」「熱伝導」「タイミング」を見極める基礎をまずはタオルを活用して

「イメージトレーニング」をしています。

で、この日のメインのテーマは「かぼちゃのスープ」るんるん (音符)

この表情が全てを物語ってますねわーい (嬉しい顔)

食の大切さをあらゆるシーンでつたえていくことが

これからの人材に求められています。

美味しく、楽しく、そしてとことん夢中になれる福祉調理のご紹介でした!

管理栄養士としての「チームワーク」~「基本調理」から~

管理栄養士学科1年の「基本調理」の時間。

管理栄養士として活躍する上で大切なことの一つは

「食で人々を明るく、元気にする」ということ。

そのために、調理の基本を身につけ、様々な実習を通して

「味覚を学ぶ」こと。これが「基本調理」の楽しさでもあります。

今回は「チキングラタン」。

切って、炒めて、ホワイトソースを考え、具材を合わせるなどなど・・・

今回は「各々の役割分担」を通して、「一つのものをチームで作る大切さ」を身に着ける

機会でもありました。将来の集団調理・大量調理につながる「チームワークの基礎」とともに

心もカラダも温まるメニューに学生は相談しながらワクワク実習をしていました。

会心の出来栄えだったみたいですねわーい (嬉しい顔)

 

附属保育園との交流♪~幼保総合(表現)~

北陸福祉保育専門学院こども系学科では

「幼保総合演習」の時間を活かして附属園・マンマのお部屋、マンマのお部屋est

でのこどもたちとの交流を通して、保育士としての資質を高めています。

もうひとつ、特徴的なのは両園の保育士をゲストにお招きして

講義を受けられること♪

保育の分野で活躍する先輩から、最新の知識と経験を学べる貴重な機会。

この日は「軍手シアター」をテーマに、「こどもたちのワクワクを引き出すために必要なこと」

をグループワークしました。

「軍手シアター」は、軍手に様々なキャラクター等を飾り付けて

歌に合わせてお話を表現しますが、キャラクター等にいかに「イキイキ感」をつけるかが大事。

また、手も動かし、指も動かし、歌も歌いと様々な要素がはいるため、スムーズさも大事。

この日、学生が共感したポイントは「こどもたちのワクワク感をどう引き出すか?を考える」ということ。

ついつい「うまくしたい」という気持ちが強くなりがちなことですが、「こどもを中心」に考え

「自分自身の軍手シアターにこどもがどう反応しているか?」

「予想外に反応が薄いときに、どう展開を変えるか?」

を意識しながら、軍手だけでなく体全体で表現し、こどもたちのワクワク感につなげるのが

大切とのアドバイスに、先月の保育園での実習を想い出しながら、学生は聞き入っていました。

 

 

 

 

盛況!中学校見学会のヒトコマ

北陸学園では「上級学校見学会」として、連日県内から多くの中学校の見学会をお引き受けしています目がハート (顔)

今日も、長岡市内2つの中学校から生徒さんたちが北陸学園に来てくれました!

 

まずは総合本館の見学から。

地上40m・最上階から見る長岡市の景色は最高♪自分たちの学校は見つけられたかな?

 

さまざまな設備や環境にを見学した後、今日は「調理体験」。

今回は「オムレツ作り」がテーマ。

先生のお手本をしっかりと見て・・・

 

いざチャレンジグッド (上向き矢印)

思わず撮影していた私も声をあげてしまうほどの出来!お見事double exclamation指でOK

 

この他にも、「マジパン体験」や、「保育体験」、「介護体験」などさまざまな体験学習ができる

北陸学園の中学校の見学会、高校進学、そしてその先へと進路が深まるといいですねわーい (嬉しい顔)

 

 

飴細工のモノガタリ~中越地震から15年(1)~

10月23日、北陸学園のある新潟県長岡市では「中越地震」が15年前に発生しました。

発生以降、「復旧・復興・そして未来へ」と、地域で様々な活動が展開されています。

さて、写真の飴細工は、平成18年度の卒業生の皆さんによる「卒業作品」。

新潟県内で開催された展示会に、「震災からの復興への想いを飴細工に込めて」

というテーマで作成され、長年総合本館の「ウエルカム・ピエス」として

来校される方の目を楽しませてくれました。

展示後14年が経過し、その間に「中越沖地震」「東日本大震災」はじめ

長岡でも震度5強を上回った地震でもびくともしなかった「卒業生の飴細工」・・・

総合本館の免震構造があってのものとは知りながらも、

ほんのわずかな振動や湿気で繊細な飴細工は、はかなく崩れやすいのですが

14年近く無事でいてくれました。

ですが、月日の経過とともに少しづつパーツが壊れていたこともあり

これを機に解体することとなりました。

誰が言うわけでも、そういう時間を設けた訳でもないのですが

黙祷する学生、手を合わせる学生、今の自分に感謝する学生・・・

当時は4~5才位だった学生たち、ひとりひとりに様々な想いがあったようです。

笑顔でいられることが「復興の証」、そして何より学生は

当時の卒業生の想いや歴史を感じながら丁寧に解体をしてくれました。