さて、今日は本学園客員講師、第四代ホテルオークラ総料理長にして現在ホテルオークラ顧問の根岸規雄先生（写真中央）が執筆された書籍のご紹介

開業５０周年の節目の年に刊行された読み応えのある一冊。

この夏話題になったオリンピック～東京オリンピック（１９６４年）を控えて東京都内で大型ホテルの建設ラッシュの中誕生したのが「ホテルオークラ」

ここを舞台にした、日本におけるフランス料理の歴史的経緯はもちろん、『不易流行』（時代の流れを巧みに取り入れながら大切に守るべき部分は継続する姿）の見本ともいえる厨房の姿勢、時代の変遷の中でいかに文化を守ってきたか・・・

日本列島が酷暑の中、ここ長岡でも気温はグングン上昇

暑さとの戦いとなりました

ただ、普通のシロップでは北陸食育フードカレッジらしくないということで、今回は４種類のオリジナルシロップを提案「何～、これ～、おいしい～ 」
「今まで食べたことない 何が入ってるんですか？」
と、お客様の反応も上々「隠し味」でもある伝統の「キャラメル」はかき氷を食べながら一緒に楽しむと、これがまた絶品の味

学生からは
「かき氷、すごいでした 」
「商品説明をもう少ししっかりできるようにしていればよかったな～と、感じました 」
「レジで戸惑うことがありお客様をお待たせして申し訳なかったです」
等、様々な声がありました

「売れた、売れないではなく、お客様の『ニーズ』を間近で把握することがモノづくりだけでない、商売の大切さ
買っていただくお客様がいて、初めて自分たちの仕事が成り立つということを実感してくれれば何よりです」とは担当職員の話

で、その時の感想をまとめたお手紙を頂戴しました

「ケーキの絞りやナッペを体験して、難しかったけど 先輩たちは上手でビックリしました 」

早速、『先輩たち』に伝えさせて頂きました

「先輩たちが、わかりやすく丁寧に説明してくれたので楽しかったです」

「先輩たちが堂々としていてみんな自信がある感じがしました 」

「だから、就職につながるんでしょうね！」

学生も、本学園教職員もついつい普段当たり前に感じていたことが、みなさんからご意見いただくことで知らず知らず成長していることにあらためて気づけるものです。

一言でいうと「今までの実習の中で、一番ハード

一番反省点が多く、だからこそ本当にためになりました」

というのが多くの学生の声

ひとりひとりが、どういうところに内定・就職しているのかじっくりとご覧になられていました。

やはりこの時代、「資格を活かして１００％就職」を驚かれる方が増えています

これには学生もテレ気味

実は今日７月１０日も、市内外の中学校のみなさんが見学に来てくださっています

これからも、見学会の様子など紹介させて頂きますね