
お皿の上に並んだレモン、メロン、オレンジ・・・
「美味しそう!」と思わず手がのびてしまいそうですが・・・実はコレ、紙粘土で作られているんです
工芸用の紙粘土に油絵用絵の具をこすり付けて色をつけていきます。メロンの皮のシワや、レモンの表面のぷつぷつとした小さな凹凸など細部まで細かく再現されています。
制作するにあたって大切なコトは「観察力」。立体的な作品であるからこそ、普段見ないような角度からモデルを観察するのだそうです。

これらを作って下さったのはフランス料理専攻実習やカービング・ディスプレイ技術を教えてくださっている野澤純二先生(プティ・シャンブル オーナーシェフ)。
先生は「例えばホテルには一般のお客様ももちろんですが、“プロ”と呼ばれる方々が集まる機会もあることから、展示物1つでも『これはどうやって作っているんだろう』と興味を持ってもらうことが大切」だとお話くださいました。プロ対プロ、プロに“技を魅せる”という視点からのコメントでした。
紙粘土や絵の具という簡単に手に入るもので、いかに見る人の視覚に訴え、驚きや喜び、インパクトを与えることができるか。お料理で、さらにはお料理の周りで彩るディスプレイで食卓の空間を華やかにする技術の一つです
「手に職をつける」というのは、まさにこういう「こだわりの技術」の積み重ねなんでしょうね
